英語を学ぶうえで、動詞の活用は避けて通れない重要なポイントです。動詞は時制や主語に応じて形を変えるため、正しく使い分けることが求められます。本記事では、英語の基本的な動詞活用パターンについて、それぞれの意味と例を交えてわかりやすく解説していきます。基礎からしっかり身につけ、スムーズな英語表現を目指しましょう。
原形 (Base Form)
原形とは、動詞のもともとの形であり、何も変化していない状態です。主語や時制に関わらず、基本的な使い方をするときに使用されます。
- play(遊ぶ)
- go(行く)
- eat(食べる)
- make(作る)
- have(持つ)
※命令文や不定詞(to + 動詞の原形)でも原形が使われます。たとえば、「Please sit down.」や「I want to go home.」などです。
三単現 (Third Person Singular Present)
三単現は、「三人称単数現在」の略です。主語が三人称単数(he, she, it、または単数名詞)で、時制が現在形のときに使います。通常、動詞に「-s」を付けますが、語尾によって「-es」や「-ies」になることもあります。
- play → plays
- go → goes
- watch → watches
- study → studies
- fly → flies
※スペル変化に注意が必要です。たとえば、「子音字 + y で終わる単語」は「y」を「i」に変えて「-ies」を付けます。(例:study → studies)
過去形 (Past Form)
過去形は、過去の出来事を表すときの動詞の形です。規則動詞は基本的に語尾に「-ed」を付けますが、不規則動詞は変化パターンが異なるため個別に覚える必要があります。
規則動詞
- play → played
- talk → talked
- open → opened
不規則動詞
- go → went
- eat → ate
- see → saw
- buy → bought
※過去形は、単に「過去の事実」だけでなく、過去の習慣や状態を表す場合にも使われます。
過去分詞 (Past Participle)
過去分詞は、完了形(have + 過去分詞)、受動態(be + 過去分詞)、または形容詞的用法に使われる動詞の形です。規則動詞では過去形と同じく「-ed」で終わりますが、不規則動詞は独特な変化をします。
規則動詞
- play → played
- open → opened
不規則動詞
- go → gone
- eat → eaten
- break → broken
- write → written
完了形の例:I have gone to the store.
受動態の例:The window was broken by the ball.
現在分詞 (Present Participle)
現在分詞は、動詞に「-ing」を付けた形です。進行形(be + 現在分詞)を作るほか、形容詞的に使ったり、分詞構文に使ったりします。
- play → playing
- go → going
- eat → eating
- run → running
- write → writing
- make → making
※スペルの変更に注意する必要があります。たとえば、「run」は 「running」のように子音を重ねるます。また、「make」は「making」のように「e」を落とします。
進行形の例:She is playing the piano now.
形容詞の例:The running water cooled the air.
まとめ
ここでは動詞の活用について解説しました。
英語の動詞活用は、一見複雑に思えるかもしれませんが、ルールを理解すればパターンに沿って覚えることができます。特に日常的に使われる基本的な形は、繰り返し練習することで自然に身についていきます。今回紹介した内容を参考に、ぜひさまざまな文で動詞を活用し、使いこなせるように練習してみてください!
